【中国のアプリ紹介】支付宝があまりにも楽しくてお金を払いすぎちゃう件
上海に行く前に友達に、「支付宝か微信支付が使えないと上海で生活できないよ」と言われました。
自分が留学していた2016年夏まではなくても特に困ったことはなかったので、あまりの変化の速さにチキりながら上海に降り立ちました。
そもそも支付宝、微信支付とは何なのか。
中国に行ったことがある方は「何をいまさらw」って感じたと思うんですけど、ブログの目的が「日本人に中国についてもっと知ってもらいたい!」なので、あえて書きます。
詳しいことは、私がインターン生として働かせていただいている会社にて、お手伝いをさせていただいた記事をぜひ見ていただきたいです。
簡単にまとめると…この2つは電子決済アプリです。
日本だとLINE Pay、Apple pay、Origami payなどに相当するのでしょうか?
ですが日本では中国ほど盛り上がってないので、正直日本には相当するものがないと私は思います。
①支付宝(ジーフーバオ/Zhi fu bao)
こちらは阿里巴巴集团(アリバグループ)の関連会社が展開している電子決済サービス。中国における電子決済シェアは1位。
②微信支付(ウェイシンジーフ/Wei xin zhi fu)
こちらは腾讯(Tencent)社が運営している電子決済サービス。シェアはアリペイ(支付宝)に続いて2位。
これらのアプリを使用するには必ず中国の銀行のカードが必要になります。
と、いうことで私も銀行のカードをゲットしてきました。
中国工商銀行が外国人でも簡単にその日に口座が作れると聞いたのでそちらで作成。
その日どころか40分足らずでカードを作ってもらい、さっそく支付宝に登録。
口座に入れていたお金を試しに支付宝に転送。
(支付宝はプリペイド式)
できた!!
これで10元分のお買い物ができるようになりました。
早速コンビニでお水を購入。
「お金を払う」というボタンを押すとバーコードが現れ、これを店員さんがピッとスキャンすると、それで決済完了。
初支付宝の感想。
「‥‥‥これは楽しい。」
電車やバスで使える交通カードへのチャージもこの機械を使えば、支付宝を使ってお支払いすることができます。
できた!!
もちろん、いつ何に使ったかもその場でちゃんと管理できるので、使いすぎちゃうことはありま‥‥‥す。w
もうピッピピッピしまくりです。
楽しいんですとにかく。
「お金を払っている」という感覚がないので、気づいたらピッとしてます。
このアプリの便利な点はこれだけではありません。
友達追加をすれば、その友人とアプリ内で割り勘ができたり、そのお友達に手数料なしで簡単に送金できちゃいます。
送金というと大それたように聞こえますが…
「私さっきのご飯代まとめてはらっとくわー」
「あ、じゃあ私の食べた分50元送っとくねー」
とまあこんな具合です。
あとは・・・
・公共料金の支払い
・携帯料金の支払い(中国は月額ではない)
・列車のチケットが買える
・淘宝(Taobao/タオバオ)などのECサイト
・饿了么(ele.me/ウーラマ。中国の出前サービスアプリ)
・摩托单车(Mobike),ofoなど(中国で今大流行のレンタル自転車)
・町中の肉まん屋のおばちゃんへの肉まん代支払い
などなど…
支付宝はまさに中国人の生活のすみずみに入り込むことに成功しています。
ちなみに、今支付宝は日本でも徐々に使えるようになっているんです。
ローソンでは全店で使用が可能になりました。
中国人旅行客が多く訪れるドン・キホーテの1部店舗でも使用可能です。
‥‥これに匹敵するものって日本にありますかね?
今現在日本で使える電子決済アプリは、支付宝と似ている機能ですごく使いやすいとは思うんですけど、如何せん使える場所が限定されすぎている。
どれか1つか2つがもっとばーーーん!!と台頭して、どこでも共通して使えるようになったらもっと便利な世の中になるなあと思う反面。
日本は中国と違って、クレジットカードを使う文化が根付いている。
このアプリが台頭せずとも、ほぼキャッシュレスで生活している人はたくさんいる。
なので、日本でこの類のアプリは中国ほど盛り上がってこないだろうなあ、という予想を立てて、文章をしめたいと思います。
それでは。