【留学日24目】中秋节快乐!
中秋节快乐!(中秋節おめでとう)
27日は中国の中秋節でした!
中秋節とは日本のお月見に近いものです。
日本では盛大に祝われることはなく、家庭によっては何の日でもない。という場合も多いのではないでしょうか?
中国の場合は一大イベントです!
なぜなら、国が定める祝日にもなっているからです。
旧歴を基準に日にちが決まるので、今年は日曜日にかぶってしまいましたが…
中秋節の時に食べるものと言えば「月饼(げっぺい:ユエピン)」です。
月餅はまーるいお月様のような形をしたおやつのようなものです。
中にはあんが入っていますが、地域によって種類は様々です。
スタンダードな月餅のイメージ図です。
(引用:月餅 - Wikipedia)
中国は広いので、その土地その土地ごとに月饼はことなります。
上海名物と言えば…「鲜肉月饼」です!
上海に来たばかりの時、「生肉が入った月餅か…」と思っていました。
でも実は「鲜肉」とは、新鮮な生の肉という事ではなく(笑)
「おいしいお肉」という意味です。
この月餅は肉まんに近いと思います。
有名店の月餅は長蛇の列!
私も1度くらい…と思って並んでみました。
私が並んだ月餅屋さんは20分ほどで買えてしまいましたが、中国人の友達によると、朝の5時から並んで変えたのが夕方の4時だった…という月餅屋さんもあったとか。
中国人の月餅に対する思い入れがどれだけ強いのかということが分かります。
これが私が買った鲜肉月餅です^^
アツアツ月餅は初めてでした!
そして、買う量も半端じゃないんです。
私の前の人は全部で50個くらい買っていました…親戚中で食べるのでしょうか。
街中を歩いていると、大量の月餅を抱えて歩く人が後を絶ちません。
以前、彼岸用のおはぎを販売するアルバイトを1度やったことがありますが、その時は20個と言われたらびっくりした記憶があります。
おはぎと月餅じゃものが違いますが…
町中が「中秋节快乐」の文字であふれ、中国人からは「中秋节快乐」とお祝いのメッセージをたくさんもらいました。
このような文化は日本ではお正月くらいでしょうか?
祝日への思い入れは、日本ではどんどん薄れている気がします。
日本が忘れかけている祝日の本来の意味を、中国は思い出させてくれます。