中国に行ったことある人のブログ

2015年9月~2016年7月の上海留学の記録と、その後の中国に関するレポート。

【留学10日目】拉肚子、人民広場

お腹が痛い…。

こっちに来て3日目くらいから実は毎日腹痛。

拉肚子は「お腹をこわす」という意味。

 

原因はいろいろありそう。

まずは水。

絶対に生水は飲まないようにしてるけど(上海人でさえ絶対飲まない)、そもそも水の軟度が日本と違うらしく、それが日本人のお腹をこわしていくらしい。

中国は硬水で、日本は軟水。加熱しても意味がない。

だから料理に使われてて、いくら暖かいものでも下す人は下す。

 

そして油。

中国料理はとにかく油、油、油。

だから、油を大量に取り慣れていない日本人には堪えるそう。

しかも、その油はもしかしたらあまり質のいいものではないらしい。

なおさらお腹によくない…。

 

あとは環境。

慣れない環境にいることで、緊張してるっていうのもある。

 

どうにももう我慢できなくて、病院へ。

保険は治療無制限だったから、それを活用しました。

保険会社に連絡したらすごく丁寧に対応してくれました。

 

状況を確認して、大学近くの日本語が通じる提携病院に予約を取ってくれました。

久しぶりにものすごく丁寧な日本語でものすごく丁寧に対応してもらって、日本のこういう文化って素敵だなあ…なんて思ったり。

 

静安寺駅近くにあるクリニック。

すごくきれいなクリニックで、日本語が通じる。

受付のお姉さんたちもみんな日本語が話せて、お医者さんと私たちをつないでくれる通訳さんがいる。

お医者さんも含めてみんなすごく丁寧で優しくて、体調が悪かっただけにすごく心に染みて本当に泣きそうになった(TT)

 しかもキャッシュレスだったから楽でした。

 

留学に来てるんですーって言ったら

「貴重な1年になるね^^」

「日中の架け橋になってね」

ってたくさん応援してもらって…。

 体調はまだ悪いけど、心がほっくりして帰ってきました。

とにかく、なれるまでもう少しの辛抱。

 

帰りになんとなく人民公園っていう公園に寄ってみたら…

 

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婚活広場と化していました。

この傘には生年月日、学歴、身長、仕事、出身、あとはお酒を飲むか飲まないか、などの子供のプロフィールが書いてあります。

でも、傘の前に座っているのは親。

親が子供の結婚相手を探すためにこの公園に集まってるみたい!

毎週週末になると婚活広場と化すらしい。

 

中国は家系を気にするらしい。だからこそ、親が特に心配をしてこのように婚活に手を貸すんだって。

中国では圧倒的に男性の方が人口が多いはずなのに、結婚できない女性が増えているらしい。

男性は自分より格下の女性を好む人が多いらしく、そうなると都市部の学歴の高い女性が余ってしまうらしい。

中国の結婚事情もむずかしそうだな。