【2018年2月/文化編】中国のハワイ!中国海南島・三亜に行ってみたらこんなとこだった!
こんにちは!
2018年2月、中国のハワイと言われている海南島・三亜に行ってきました!
前回こちらの記事で海南島・三亜の地理や観光地について書いているので、是非合わせてご覧ください。
shanghai1yurika.hatenablog.com
さて、今回は「文化編」です。
前回の「観光地編」よりもっとディープな海南島・三亜情報をお届けします。
海南島・三亜と民族
中国には56もの民族がいると言われています。
特に海南島・三亜市は中国の中でも比較的多くの少数民族が暮らしている地域です。
中国で一番最大人口の漢族が32.68万人のほか、少数民族の黎族(リー族)が33.25万人、回族(かい族)が23.16万人、苗族(ミャオ族)が0.4万人、壮族(チワン族)が0.22万人が暮らしています。
(出典:三亚_百度百科)
イスラム教を信仰している回族が多いということで、街中には回族料理のお店を何度も見かけました。
ムスリムでも食べることのできる牛肉、羊肉を使用した回族料理。
最近日本でも兰州拉面(蘭州ラーメン)が流行っていますよね!このラーメンも回族が作る料理の一つです。
こちらは日本ではやっているスープありのものとは異なり、スープなしver。
トマトベースで作られており、日本人に非常になじみやすい味付けだと思います。
辛そうに見えますが、全く辛くありません。
海南島・三亜とロシア
三亜を歩いていて気になったことがあります。
まずは、現地で撮ったこちらの写真をご覧ください。
ロシア語の看板。右脇の小さな中国語がなければ何のお店かわからない。
もはや何が書いてあるのか分からない。
そして右上に鎮座する大統領。
そうです。
三亜にはどうやらロシアと何か結びつきがあるようなのです。
観光客もほとんどがロシア人でした。
そこで、留学時代のロシア人の友人にその理由を調べてもらいました。
なんと、ロシアのいくつかの都市と海南島の間には直行便があるというのです!
さらに、ロシア人が中国に入る際にはビザが必要になりますが、海南島であれば30日間ビザ不要で滞在することができるようです。
ロシア人にとって非常に訪れやすく、身近なリゾート地だったというわけなんですね。
中国政府とロシア政府の間には深〜い関係があるということですね。お互いの国に利益が出るように上手くやってるのではないでしょうか。
私の見た目はどこからどう見ても東アジア人ですが、外国語を話しているというだけで「ズドラーストヴィチェ!(こんにちは)」と中国人に話しかけられたりもしました。
白くまとパンダが織りなすかわいらしい壁画を発見。
友好ムードを演出しています。
ちなみにここはマッサージ屋さんでした。
海南島・三亜と日本
最後は海南島・三亜と日本の関係についてです。
実際に海南島を訪れてみて驚いたことは、日本人が全くいないことでした。
本当に日本人が珍しかったそうで、「会えて嬉しい!」と道ですれ違った大学生の女の子にぬいぐるみをプレゼントしてもらいました。
この子は三亜の大学で日本語を勉強しているようです。
心から歓迎してくれたことは本当に嬉しい経験でした。
道を歩いている時や、買い物をしているときに
中国人「韓国人?」
私たち「いや、日本人です」
中国人「!?」
というやり取りを6日間で100回はやったと思います。
ビーチでは中国語とロシア語、韓国語、英語でアナウンスが流れていることから、ロシア人だけでなく韓国人も比較的多く海南島を訪れていることが分かります。
だから、中国人じゃない東アジア人=韓国人?と思われるのも無理がないような気がします。
とにかく日本人が少ない海南島・三亜。
それは日本と海南島・三亜の間に直行便がないことにも起因します。
かつては直行便や、シーズンになるとHISのチャーター機も飛んでいたようですが、近年の日中関係の悪化からか日本人観光客が徐々に減少していったそうです。
日本人のいない場所に旅行に行きたい…
日本人のいないビーチに行きたい…
そう思った方には、全力で「海南島・三亜」をおすすめします。
三亜は気候良し、食べ物良し、人良し!な超絶怒涛の隠れたリゾート!
是非訪れてみてください。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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