【(続)留学14日目】中国茶@老西门
今日は授業の後に老西门という駅から1分くらいあるいたところにあるお茶屋さん街に行きました。
病院で知り合った看護師さんのふみ子さんに連れていっていただきました。
ひとつの建物の中にいろいろなお茶に関するお店がありました。
たとえば茶器を売っているお店。茶器を作っているお店。お茶の葉を売っているお店。
お茶を教えているお店…
センスがあって素敵なお店に少しお邪魔しました。
ここではお茶を教えているのと、中国の琴も教えています。
お姉さんが弾いていたけど、恥ずかしいからといって顔はNGでした(笑)
建物のオーナーさんのオフィスへ。
これ、お茶の葉を固めたものなんだって!初めて見た!
一通り見てからお茶の先生のもとへ。
先生はとても素朴な方で、奥さんもとても素敵な方でした。
まずは紅茶を淹れてくださいました。
本当に良い紅茶は「紅」ではなく「黄金」色をしているようです。
写真で見て分かる通り、黄金に輝いています。実際はもっと美しかったです。
そして、白茶というものも淹れていただきました。
葉っぱをそのまま容器に入れて飲みます。
少しすると…
このように葉っぱが広がり、どんどん下に下がります。
下がりきったところが飲み頃です。
ほぼ色はないのに、味は緑茶!不思議です。
先生はとても丁寧にお茶のことや、お茶の産地についてお話してくださいました。
そして、何より先生の理念が本当にすばらしいので紹介します。
先生はお茶を習いに来る人に対して決してお金は取らないそうです。
もしお金を取ってしまったら、そこでできた縁は続かない。
最近の中国人はつつましさを忘れ、お金儲けばかりを考えている。
昔ながらの縁や謙遜の心は消え、傲慢になってしまった。
でも、自分は忘れないようにしたい。
お茶を通したコミュニケーションが本当に大好きで、純粋にお茶を通して輪を広げたいと考えていらっしゃるようです。
そして、我々は日本人からそのような精神は学ばなければならない、と話していました。
冷静に自分を見つめ、信念を貫く先生に感動しました。
私も傲慢にならず、つつましく、周りの縁を大切にしながら生きていきたいです。
先生の奥さんは私のことを「花姑娘(花のようにかわいい娘)」だと言ってかわいがってくださいました。
りんごまでいただいてしまって…
そして、私が一番感謝したいのはふみ子さんです。
私は病院に患者として来ただけなのに、上海に慣れない私を気遣ってくださり、wechatで連絡をとってくださっています。
上海に来てからまだ14日目ですが、本当に素敵な人たちに出会いました。
上海には暖かくて素敵な人がたくさんいます。
早くみんなに上海に来てほしいなあ。
来る人は連絡くれればいつでも案内します^^